章节简介
桂は真選組の検問を強行突破しようとして、沖田のバズーカ砲を浴び足を負傷してしまう。屋根伝いに追手から逃れようとする中、ラーメン屋「北斗心軒」の女主人・幾松に下着泥棒と間違われ撃退される。翌朝、お詫びに出されたラーメンを啜っていると、騒々しく手下を引き連れた幾松の義弟が、金をせびりに店へ踏み込んでくる。その険悪な雰囲気と、困惑気味な幾松の様子に、桂は一計を案じ義弟たちを追い出す。その会話の中で幾松が未亡人であること、夫の死には攘夷志士が関わっていることを知る桂。心に傷を抱えた男と女の、奇妙な同居生活が始まった。
桂捜索を続ける沖田たち真選組と、飼い主(?)が姿を消し、路頭に迷うエリザベスを尻目に生活を続ける桂と幾松。その時間はやがてお互いをかけがえのない存在へと変えていく。しかし、攘夷志士によって夫を殺された未亡人である幾松の「目の前の人を救えないのに国なんて救えるわけがない」という言葉が、桂の胸を締め付けていた。
桂が住み込んだことで幾松から金をせびれなくなった義弟は、桂が目を離した隙に幾松をさらうのだった。そのまま遊郭に売り飛ばそうと籠で運ぶ道中、桂捜索を続ける真選組の検問に引っ掛かり立ち往生。そこにバイクに跨る桂が現れる。真選組の注意が桂に向いたその隙に逃げようとする義弟たちだったが、沖田の砲撃をものともせずに迫り来る桂にあっと言う間に追い詰められてしまう。義弟たちを撃退し幾松を救い出した桂は、身分を隠していたことを詫びる。しかし、幾松は承知の上で救いの手を差し伸べたのだ、と告げた。しばし見つめ合う桂と幾松。そして「ありがとう」と同じ言葉を互いに投げかけ、それぞれの道を歩き出すのだった。
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