章节简介
定春の暴走による賠償金を払うために、貯金どころか神社まで手放した巫女・阿音。スナック「すまいる」で働く彼女は、男を手玉に取る看板娘だ。だが、おなじく「すまいる」の看板娘であるお妙とはソリが合わず、なにかにつけて衝突する仲。阿音ご指名のお得意様、菊屋の旦那をお妙がボコボコにしたことで、店長は遂に決断する。明日の売り上げ集計で負けた方をクビにする、と。こうして仁義なき女の戦いが始まるかに見えたが、その夜、お妙は阿音に「勝負を降りる」と告げる。阿音が生活に窮していることを知り、彼女を気遣うお妙の言葉に、阿音はお妙が店の女の子に慕われている理由がわかる気がするのだった。
翌日、勝負のことなど忘れ出勤した阿音だったが、そこに銀時と長谷川が現れる。指名客を呼んで、売り上げを伸ばそうというお妙の作戦に気付いた阿音は、昨日のお妙の言葉自体が先制攻撃だったことを悟る。その腹黒さに怒りを露わにするが、負けていられないとばかりに、上得意に助力を請う。呼ばれて姿を現したのは松平だった。にわかにドンペリ合戦が始まるが、銀時と長谷川の貧乏コンビでは幕府重鎮・松平の財力にとうてい叶わない。苛立つお妙を救うべく颯爽と姿を現したのは、近藤だった。一世一代の大舞台とばかりに、羽振りよく金を使う近藤。女の意地の張り合いは男のプライドをかけた戦いへと発展し、ついには刀を売り払われたり、グラサンを売り払われたり、借金までさせられたりして...。その夜、スナック「すまいる」は前代未聞の売り上げを達成するのだった。
結局、阿音とお妙は二人とも店にとどまることになり、壮絶な争いを繰り広げた女たちは、握手を交わす。夜明け前のかぶき町では身ぐるみはがされた男たちが、震えながら去るのだった……。
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